「次年度リーグ編成」について


首都圏サタデーリーグ 加盟チーム代表者の皆様へ

 既に首都圏サタデーリーグ掲示板にてお知らせしました通り、2004年12月1日に「次年度リーグ編成」の決定を目的とした役員会を開催いたしました。
 結論を先に申し上げますと、2005年度首都圏サタデーリーグは、下表の編成にて開催いたします。本決議に至る検討経緯、注意および補足事項につきましては、以下をご参照いただきたくお願い致します。なお、長い文章になりましたので、チーム名の敬称は省略させて頂きました。宜しくご理解のほどお願い申し上げます。

所属

加盟チーム

1部

ユニティー、ボムス、タドポール、レッドツイスターズ、フェニックス、ダイナマイツ、ビヨンズ、マルコスターズ、大和BBC、ワイルドフェロー、完投豪打会

2部

ウニズ、トリックス、ブルーナイツ、ANA FLYERS、マリナーズ、横浜ドジャース、JB’s、フリッパーズ、ドリフターズ、レッドエイリアス、RINGS

3部

ビランズ、東京CHAMP、GETCHUU、TRS、ルーマーズ、メップス、東神ファイターズ、ニャンキーズ、新規3チーム(*)

 *:現在応募チームが複数あり、先着順に「次年度加入の最終意思確認」を行っております(決定次第ご紹介いたします)。

 最後に、次年度リーグ参加の前提といたしまして「リーグ編成は役員会に任せる」とさせていただきました。このことについて皆様からご意見やご心配の声を多数頂いていながら、結果報告が役員会終了から約2週間経過してしまったことをお詫び申し上げます。

1.役員会について

 日時 :2004年12月1日(水) 19時〜

 場所 :東京都新宿区内 飲食店(個室)にて

 目的 :(1)次年度参加チームの選定

     (2)次年度リーグ編成方法

     (3)その他、現状の問題についての議論

参加者:臼井(会長)、高橋(審判部)、前澤(会計監査)、玉城(シニア)、野村・手塚・星野(記録)

ユニティー 河口氏(オブザーバー(*))

 *:オブザーブの趣旨は掲示板に掲載した通りです。


2.議題1 次年度参加チームの選定

(1)まず、参加希望チームから「リーグの安定的運営に支障を及ぼす」と懸念されるチームを考えました(参加希望チームの審査)。役員会参加メンバーから、以下(1)から(4)についての指摘がいくつかのチームに対してありました。

(1)試合集合時間やプレー態度、ユニフォーム着用(ユニフォーム常時混合、帽子未着用)など、野球に取り組む姿勢

(2)日常連絡や交流戦等で目についた「運営上の不手際」や「マナー(グランド内外)」

(3)サタデーリーグ軽視の姿勢(他大会優先)

(4)雨等による影響もあったと思うが、11月、特にリーグ戦最終週に試合を組む意識の低さ

 併せて、「問題のあるチームにおいても、代表者はしっかりしているケースがある。しかしながら、組織として対応出来なければ意味がない(=代表者のリーダーシップが足りない)」といった意見も出ました。

(2)前項の通り検討したものの、「前項?〜?の項目において程度が重い」と思われる数チームが既に脱会したことや、「不参加の明確な基準を設けにくい、全チームを見ていないので判断できない」といった意見が見られたことから、「参加を認めないかどうか」の判定は、未消化試合のあった3チームに対してのみ行うこととしました。

 これら3チームには、「理由」・「責任」について公開質問を実施したことはご高承の通りです。結果、中間成績報告時までに各チームともに5〜8試合を消化しており、未消化試合の対象チームを考えた場合に「むしろ被害者」であると思われたことから、次年度リーグの参加を役員会で承認いたしました。

 ただし、この中の1チームについては「公開質問の回答」や「過去の試合設定経緯」の個別事情を勘案の上で、以下の対応といたしました。

・ゼロからのスタートということで3部所属とする

・来期サタデー役員を選出いただき、リーグ活性化の為に貢献いただく(特に3部リーグ全体が安定運営できるようにご貢献いただく)


3.議題2 リーグ編成方法

(1)具体的議論に入る前の、各役員の編成案(方針)は以下の通りでした。

(1)1部リーグには実力のあるチームを揃える為、「現1部5チーム」、「現2部優勝・2位チーム」、「大和BBC、ANA FLYERS、TRS」としたい。その他は今年度成績順でよい。

(2)基本的には今年度成績順とするが、以下の調整を行う。

a.不戦敗・未消化試合のあるチームをペナルティとして降格させる

b.下位で突出した成績を残したチームを上位格付けとする。ただし、中堅チームとの対戦を見てみたいので、現在所属リーグから2段階昇格程度を限度とする(例:TRSは6部から4部格付けとなり、新編成では2部となる)。

(3)優勝チーム昇格と6位チームの降格は行った上で、1部・2部→新1部、3部・4部→新2部、5部・6部→新3部とする。ただし、脱会チーム発生により生じた「空枠」への飛び級チームを作る。飛び級対象はANAフライヤーズとTRS(大和BBCは3部優勝の為、自動的に新1部になる)。なお、運営に問題のあるチームをペナルティとして3部にするのは、3部チームに影響を与えるので、そもそも次年度きちんと運営できるかを見極めたい(「ペナルティ」よりも「脱会処分」とする)。

(4)野球の実力以上に、運営能力を重視して編成する(「リーグ戦は同時進行であるべき」という考えを最大限尊重する)。具体的には、「今季の中間成績発表時の消化試合数」と「過去2年の合計勝敗ポイント数(所属部によりポイント勘案)」により

・ 消化数の多い5チーム前後 →1部

・ 消化数の少ない5チーム前後→3部

とし、残りのチームのうち、今季中に運営面で問題のあったチームを3部とする。残りは、ポイント数の上位から順に空いている部に入れる。


 この後、以下のような意見がありました。

「ANA FLYERSやTRSの実力は1部に相当する」→対戦経験のある多数チーム同見解

「飛び級がないのはリーグに入ってきた時点でわかっている話であるのだから、特別扱いは必要ない」

「飛び級されるチームはどう思うか?上に行って当然と思うのか、納得感がないのかを考えたい」

「リーグ改革コンセプトを理解して次年度参加応募したのだから、飛び級があることを全チーム理解できるのではないか?」

「ANA FLYERSやTRSの試合に取り組む姿勢はすごい。そのようなチームが順を追って昇格していくことにより、下部チームに対戦機会を与えることがリーグ全体の活性化になるのではないか」

「実力通りといっても選別基準を設けることが難しいから、あくまで飛び級は行うべきではない」

「今までやってきたリーグ戦の結果の重みを考えたい(あくまで今年度成績順で評価する)」

「1部リーグは強くあって欲しいと下位リーグも考えていると思う。思いきって実力編成することは、下位チームも納得できるのではないか。」

「運営に不安があるチームを上位格付けとすることにより、「運営面の勉強」が期待出来る。リーグ繁栄の為に「チーム育成」を行っていくことを想定すれば、そのような対応もあり得るのではないか。」


(2)前項のように意見の集約が見られませんでしたが、意見交換の中で「下欄のコンセプト」がリーグ編成の前提であることを共通認識するに至り、ある役員から2006年度の編成案が下表の通り提示されました。

2005年度も3部制にするなどの改革を行うことになるが、あくまで目標は2006年度に「実力にあった編成」をすることである(改革のゴールは2006年度である)。

 →勿論、改革の目的は他にも「安定運営の向上」など多くあります


 <2006年度編成案>

所属

2005年度順位

優勝

2位

3位

4位

5位

6位

7位

8位

9位

10位

11位

1部

1部

1部

1部

1部

1部

2部

2部

2部

2部

3部

4部

2部

1部

2部

2部

3部

3部

3部

3部

4部

4部

4部

5部

3部

3部

4部

4部

5部

5部

5部

5部

5部

5部

5部

5部

上表は「2006年度は5部制として、5部は6チームに限定しなくても良い」というコンセプトのものです。その是非はともかく、

a.あくまで2006年度に実力相応の編成をすることを前提とし、かつその方法が

b.2005年度成績に応じたもので

c.2005年度開幕前に詳細公示すれば、

以下2案が最終案として適切と考えるに至り、多数決で<案2>を採択することといたしました。なお、具体的な編成結果は冒頭に記載した通りです。

<案1>

基本的には2004年度成績順とするが、1部だけは飛び級を認める。

優勝するということは、リーグのレベル如何によらず難しいことであり、実力だけでなく安定した運営能力が必要である。従って、「優勝チーム」だけは1部としても良いのではないか(「明確な基準」として、ダイナマイツ、大和BBC、ANA FLYERS、TRSだけでなく、ドリフターズも対象とする)。

<案2>

完全に成績順位通りとし、上位チームから11チームづつを編成していく(*)。

*:「優勝チームの昇格」、「最下位チームの降格」、「2位チームと5位チームの入替戦」の各採用有無は、結果として編成結果に影響を及ぼしませんでしたので、「成績順」とは「2004年度所属リーグ順(1部→6部)」→「各リーグにおける順位(優勝→6位)」により決定しました。


(3) なお、前項の結果により、ダイナマイツとマルコスターズが1部に編成されることになりました。今年度、両チームには不戦勝ながら不戦試合の記録があります。1部リーグだけに限ったことではありませんが、リーグの顔である1部所属チームには「被害者かどうか、どちらのチームが悪いか」という意識ではなく、「リーグをどうすればよいのか?」といった意識を特にもっていただきたいと役員一同望んでおります。ついては、このような経験をサタデーリーグの運営に積極的に活かしていただきたいと考え、両チーム代表者へ「サタデーリーグ役員となり、リーグ活性化に貢献いただくこと」を要請するに至りました。

4.その他

「次年度編成」という役員会本題終了後、その他の事項につき議論しました。

主たるものは以下の通りですが、?は本年度1部優勝の東京ユニティから提案があり、役員間で検討し了承しました。また、?・?は会長より総会の案内を別途行うことと致します。

(1)2005年度のサタデートーナメントは3月〜5月に開催し、その優勝チームをサマーサスピシオン大会へ派遣する(前年実績ではなく、その年に状態の良いチームを派遣する)。

(2)自主性(と責任)を重んじ、来年度以降は規約を簡素化していってはどうか?

(3)来年の総会は時間を長くし、各部間での議論やコミュニケーションを取る時間を設けてはどうか?

以上

2004.12.13

首都圏サタデーリーグ 役員一同



なお、役員会終了後の状況は以下の通りとなっております。

(1)ビランズおよびTRSが、諸事情により次年度参戦することが出来なくなりました。

(2)これにより、3部リーグに5チームの空きが生じました。新規加入チームを募集したところ、以下のチームから応募があり、サタデーリーグの趣旨を理解いただきましたので、次年度参加を了承しました。

マルボロ、ポッポーズ、ボトムナイン、東深澤学園軟式野球部、ヤードバーズ

(3)ダイナマイツとマルコスターズからは、次年度リーグ発展の為にリーグ運営委員(役員:次年度呼称変更予定)を選出いただくことに了承いただきました(3.(3)部分)。

2005.1.1
首都圏サタデーリーグ役員一同




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